Tuesday, July 19, 2005

ラサへ向けて
















午後1時にラサ空港に到着。旅行会社の人が迎えに来てくれた。空港からラサ市内まで、車で2時間くらいかかるそう。現在、政府は空港ハイウエイを建設中で、移動時間を45分に短縮させる試みだ。今、中国では、大きな建設工事が国じゅうで施工されている。バスの中で知り合った、チベット人女性は、イギリスのノッティンガム大学で修士を勉強したそう。英語がぺらぺらで、海外にもよく行っている。今思うと、彼女はものすごいエリートなんだったと気づく。普通のチベット人で、海外に行ったことがある人はそうそういない。

ラサ市内は、中国区とチベット区に分かれていて、中国区は他の中国都市と変わりない。正直、美しい街並みではない。あちこちに、中国語の看板が立ち並んでいて、‘えっ、ここラサ?’という感じ。ポタラ宮のまわりには、大きなビル、新しいホテルが立ち並ぶ。予想とは大違いだ。私たちは、予約してある`Dhood Gu Hotel' へ。ここは、ネパール人経営のホテルで、チベット風のインテリアがとても素敵だ。とりあえず、3日予約してあるので、この2,3日の間にどこをどうまわるか決めよう。しかし、チベットに入ってからというもの、呼吸が苦しい。やはり、標高3500mだけあって、空気が薄い感じ。ホテルの階段を登るのも一苦労。メイドの女の子が、デリックの大きなバックパックをひょいっと持ち上げた。デリックは自分でやるからいいと言いつつ、息切れして倒れそう。チベット女性は、ものすごく体格がいい。そのへんの男よりもずっとがっしりしている。街を歩いていても、女性が土木作業をしていたり、屋根の修理をしている。男はというと、昼間からバーで玉突きをしている。どうやら、ここは女が働く国という感じだ。

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