Friday, July 22, 2005

ドレプン寺

7月22日:今日は、ラサ市内から8km離れた、ドレプン寺へ。ラサで有名な寺は、ジョカン、ドレプン、セラの3つだ。ドレプン寺とセラ寺は、仏教大学といった感じだ。中でも、ドレプンはチベット最大の仏教大学で、かつては10000人以上の僧がここで修行していたとのこと。ドレプンは、唯一、文化革命の被害を受けなかった寺だ。しかし、中国侵略以後、僧たちはインドへ避難して、僧の数は、一時期62人に減ってしまたそう。その後、インドから修行僧がやってきて、現在1500人ほどの僧がここで暮らしているらしい。中国政府はチベットの宗教活動に常に目を光らせているので、僧の数はそう簡単には増やせないとのこと。
ヘンリック ハラの`7 years in Tibet'を読むと、1940年代、50年代のラサの暮らしがよくわかる。ドレプンとセラはライバル大学で、修行僧のスポーツ対抗試合がよくあったらしい。けんかもよくあったとのこと。ドイツ人の著者は、テニスのコーチもしていた。そのほか、スキーやスケートと、ヨーロッパのスポーツを地元の人々に紹介したらしい。

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